曲では聞いたことのある人が多いと思われる天城という地名、皆さんは天城ってどこにあるかご存知ですか?
有名な曲で歌われている天城は静岡県伊豆半島の内陸と半島南部の間の天城山、天城超えとは伊豆市と賀茂郡河津町の境にある天城峠を超える旅路を指すようです。

今回はそんな天城の手前に位置する修善寺~富士宮周辺をドライブしつつ散策してきた記事です。
※車での旅の記録ですが、後述の奇石博物館を除けば全て公共交通機関のみの観光も可能です。

あ、天城は冬は暖かく夏は涼しく水がきれいなのでわさび等が有名でわさび丼なるものがあります。
美味しいので機会がありましたら是非ご賞味あれ。

立ち寄り

三島市

三島駅

今回の旅の始点&終点です。
東京駅から普通列車でも約2時間弱、バスタ新宿からも高速バスの設定(他には近隣の沼津駅など)がありいずれも片道2500円以下でアクセスが可能です。

お急ぎの方は新幹線で東京駅から片道1時間。

伊豆市

独鈷の湯 & 独鈷の湯公園

修善寺温泉の中心を流れる、弘法大師が仏具の独鈷(とっこ)で岩を打って湯を沸き出させたと言われる修善寺温泉を代表するスポット。
見学のみで入浴は不可なので、独鈷の湯公園の足湯を利用しましょう。
日が沈んだ後、涼しい夜風を浴びながらの足湯に入り桂川を眺める優雅なひととき。

左手に独鈷の湯公園、中心右の屋根のあるところが独鈷の湯

写真外右手に修善寺があるのですが、ゆっくりしすぎて既に真っ暗だったのは内緒。

HP : 伊豆市 観光情報 特設サイト

竹林の小径

伊豆の小京都と呼ばれる修善寺、独鈷の湯から歩いてすぐの場所に京都嵐山に似た竹林の小径があります。
嵐山にも行ったことがありますが、規模は修善寺のほうが小さいものの穴場的な感じでこちらの方が個人的には非日常感があって好みでした。

HP : 伊豆市 観光情報 特設サイト

赤蛙公園

竹林の小径の更に奥、歩いてゆくともう一つ公園があります。
なんとなく歩いていると黄色く光る光が…これはもしやと調べるとホタル!!
見頃は毎年5月下旬から6月中旬ごろで、ほたるの夕べという鑑賞会が毎年開催されるようです。

リサーチ不足で必要なものを持って来ておらず、見頃終わりで数も少ないこともありホタルは写真に収められず…。

HP : 伊豆市 観光情報 特設サイト

すし処 まとい

修善寺へ向かう道中で某さわやかなハンバーグも考えたのですが、2時間待ちがデフォルトのお店につきちょっと考えものだったので今回の旅では新しいお店の開拓。
話は逸れますが、行くのであれば経験上夕飯時は避けて開店の30分並ぶのが一番待たずに食べられるベストプラクティスです。

結論から言います、最高でした。
沼津港から直送される新鮮な魚介を使用した豪華な丼、本当にこんな低価格でいいんですか…?
写真だと器が小さく見えるかもですが、かなり大きいお皿でしたよ。

私が行った際は1席空いてましたが、常連さん曰く来る際は予約したほうがいいそうな。
今回はネタが品切れで丼ものしか選べなかったので次回は予約して寿司を頂きに伺おうと思いました。

↓ HPの写真損してると思います(逆詐欺写真)。

HP : すし処まとい/ハローナビしずおか 静岡県観光情報

沼津市

沼津 みなと新鮮館

駿河湾で採れた海産物はもちろん地元の野菜やお茶・海苔からわさびまで、土産店や飲食店が複数入った商業施設。
休日には催し物も不定期に開催されるようです。

仕事の時にお茶をよく淹れるので茶葉を調達。

HP : 沼津 みなと新鮮館

沼津港飲食店街

休暇を取り平日に訪れたにもかかわらず、人で賑わっており築地場外市場のようでした。
のどぐろの干物が3尾1200円だったので買って帰りたかったけど炎天下でこの後立ち寄るスポットが複数あるので断念…。

色々見て回っている間にちょっと早めのお昼の時間になったので 沼津魚健 海ごはん食堂 さんでお昼。

HP : 沼津港飲食店街|食べる・買う|沼津市公式観光サイト【沼津観光ポータル】
HP : 沼津魚健 海ごはん食堂|新鮮魚介類が漁港から直送される静岡県沼津市の地魚専門店

富士宮市

富士山本宮 浅間大社

世界文化遺産に登録されている富士山本宮 浅間大社。
火難消除・安産・航海安全などのご利益があるんだとか。
富士山信仰の中心地でもあり富士山頂にある神社はこの浅間大社の奥宮、さらに富士山8合目以上は浅間神社所有の敷地なんだそうな。

境内には国の天然記念物に指定されている湧玉池があり富士山の雪解け水が毎秒3.6kL湧き出ているとのこと。
池よりもそこから流れ出て川となっているところの写真のほうがわかりやすかったのでその様子をぱしゃり。
水がとても綺麗。

HP : 富士山本宮浅間大社

奇石博物館

色々な土地を回っているのですが、体感的に箱根~伊豆周辺にはいろんな博物館が多く存在していると感じており、行く度に少しずつ博物館を見て回るのが趣味になりつつある旅人Bです。

形が何か別のものに見えるような石のみを展示しているのかな?と前情報無しで行ってみたのですが、恐竜の化石や珍しい宝石類の展示、伝承にまつわる石等々…どちらかというと学術的な面が強い博物館でした。

学術的とは言えど身近なゲームやアニメに出てくる石に絡めた解説等、子供にも興味を持って持ってもらえるような工夫が多く見受けられました。

知っている人はなぜか知っているめちゃくちゃ高価な石 燐葉石(フォスフォフィライト)

外には宝石わくわく広場という宝石探し体験ができる施設が。
参加費は600円、制限時間30分間で砂利の中から宝石を探し出すというシステム。
英文字の刻まれたサイコロ状の物が紛れているとのことで、それを見つけたら帰りに小粒ではあるものの英文字に対応した本物の高級宝石(ダイヤモンド/ルビー/サファイア/エメラルドetc…)と引き換えをしてくれる…やるしかない。※何故かHPには書いていない逆詐欺。

周りの大人も私も夢中で探しました。

まぁ見つけられなかったんですけどね。
見つけた人へのおめでとうございますの声と鐘が数回鳴っていたので意外と仕込まれている数は多いのかも。

学びの得れる施設としてはもちろん、大人も熱くなれて家族連れでも楽しめるそんな施設でした。

HP : 奇石博物館

まとめ

ネットの逆詐欺情報には気をつけよう。